サイファーとは?意味・入り方・輪の中のマナー
サイファー(Cypher)は、ダンサーが円になって順番に踊る形式のことです。勝敗を決めるバトルとは違い、その場にいる全員で回していく即興のセッションを指します。初めて輪に入るときに何をすればいいのかを、順を追って説明します。
サイファーの意味
サイファー(Cypher)は「円」を意味する言葉で、ヒップホップ文化のなかでラップやダンスを回し合う輪を指してきました。ストリートダンスでは、音楽をかけて円をつくり、踊りたい人が順番に中央へ出て踊る形式を指します。審査員も勝敗もなく、始まりと終わりも決まっていないのが基本です。
バトルとの違い
バトルの合間にサイファーが自然発生することも多く、イベントに行くとどちらも体験することになります。
| サイファー | バトル | |
|---|---|---|
| 勝敗 | なし | ジャッジが勝者を決める |
| 順番 | 出たい人が出る | ムーブ数と順番が決まっている |
| 相手 | 全員で回す | 対戦相手がいる |
| 目的 | 交流・練習・その場の熱 | 実力の勝負 |
初めて輪に入るときの手順
- まず外側で数曲見る — その輪のジャンル、レベル感、順番の回り方を掴みます。
- アイコンタクトを取る — 前の人が下がるタイミングで、輪の中の誰かと目を合わせます。
- 短く踊る — 最初は8カウント×2〜4回程度で十分です。長く占有するより、何度も出るほうが自然です。
- 下がったら手を叩く — 次の人を送り出すのも輪の役割です。見ている時間のほうが長いことを覚えておいてください。
やらないほうがいいこと
- 前の人の動きを直後にそのまま真似する(バトルでは挑発の意味になります)
- 輪の中央を長く占有し続ける
- 人にぶつかる距離で大きな技を出す
- 許可なく他人を撮影してSNSに上げる
サイファー相手を見つける
サイファーは人が集まらないと始まりません。CypherMap では「今からここで練習する」をマップ上に表示して、近くのダンサーと合流できます。日時を決めた事前募集もできるので、週末に人を集めてから現地に行く使い方もできます。
練習場所・サイファー・イベントを地図から探せます。登録は無料です。
CypherMap を開くよくある質問
サイファーは初心者でも参加していいですか?
参加して問題ありません。輪の外で数曲見てから、短く踊って下がるところから始めるのが一般的です。踊らずに見て手を叩いているだけでも輪の一員として扱われます。
サイファーはどこで行われていますか?
駅前の広場、公園、イベント会場の空きスペースなどで自然発生します。事前に告知されるものもあり、CypherMap の告知一覧ではサイファーの募集をカテゴリで絞り込めます。
何を踊ればいいか分かりません。
自分が普段練習している動きをそのまま出して構いません。サイファーは技の難易度を競う場ではないので、音に合わせて短く踊れば成立します。